トウカエデ(唐楓)-植木に関する百科事典サイト:植木図鑑

トウカエデ(唐楓)に関する情報収集にお役立てください!

トウカエデとは

トウカエデは名前の唐のとおり、江戸時代に中国から渡ってきた高木の落葉広葉樹です。大気汚染に強く、力強い樹形や紅葉が美しいことから街路樹などで植栽されてきた定番の植木です。

トウカエデ(唐楓)の写真 トウカエデ(唐楓)
トウカエデ(唐楓)は定番の植木

トウカエデの種類・選び方・おすすめ

トウカエデから派生している品種はほとんどありません。流通しているものではハナチルサト程度です。

色や樹形など

ハナチルサト(花散里)...春先にピンク色の新芽をだし、乳白色→黄色→黄緑→緑→赤(紅葉)と色の変化を楽しめるトウカエデの品種。別名メープルレインボー。

おすすめや選び方等

トウカエデは街路樹や緑化木でよく利用される大きくなりやすい植木です。庭木として利用する場合の選び方は、成長が早いので苗木の頃から成長する様を楽しむのがおすすめです。

トウカエデの特徴

トウカエデは耐寒性、耐暑性に強く北海道から九州まで広く植栽されています。秋の燃えるような紅葉は圧巻の一言です。

トウカエデ葉
深い緑色の葉で三又にわかれています
トウカエデ花
春先に黄色い小さい花を付けます。注意深く見ないと気付かない大きさです。
トウカエデ実
秋にはU字型の種を付けます

トウカエデの幹肌

若いころは黄色でつるつるした幹肌ですがおおきくなるにつれて、幹肌がはがれてきます。

トウカエデ樹形 樹形
単木が一般的です。株立ちにも育ちますが、あまりありません。

育て方

栽培環境

トウカエデは、水はけが良い土壌を好みます。土壌づくりは、土は赤玉土か黒土7:腐葉土か市販の培養土3で配合し、水はけのよく肥沃な地にするとよいでしょう。 日照条件は、日向~半日陰まで可能ですが、日陰では葉の付きが悪くなります。西日は強いので問題ありません。

肥料

緩効性の有機肥料(鶏糞など)と少量土に混ぜ込んで植えるようにします。始めは少量にして置きあとは状態を見て追肥を行います。

気を付けたい病害虫

「カミキリムシとテッポウムシの食害に注意します。カミキリムシは見つけ次第補殺。テッポウムシは侵入痕に市販のテッポウムシ専用のノズル付きの殺虫剤を注入すると良いでしょう。

その他、気を付けたいこと

まれにうどんこ病が発生することがありますが、一部であれは放っておいても問題ありません。

メンテナンス

樹形を整えるための剪定

トウカエデは自然と樹形が整のうため、放っておいても問題ありません。大きくなってきたら、希望の高さや幅の手前の位置で、 ぶつぶつと枝を落とし、切り口から細かい枝を出すことで調整するようにします。

追肥

葉の様子を見ながら油粕などの追肥を与えるようにします。葉がきれいな深緑色をしていれば追肥の必要はありません。

植え替え

適期は落葉期である12月から3月までの間です。土を崩さないように根ごと掘りあげて植え替えるようにします。

まとめ

作業カレンダー・年間スケジュール

  • 観賞時期:紅葉
  • 植え替え:12月~3月
  • 剪定:12月~3月

ワンポイントアドバイス

  • 真っ赤に染まる紅葉を楽しむことが出来る
  • 成長が早く剪定が必要となることも
  • 丈夫で育てやすい
  • 西日に強い
インデックス
  • 成長が遅い
  • 西日に強い
  • 紅葉が美しい

基本データ

学名:Acer buergerianum
1科・属カエデ科 カエデ属
2タイプ高木/落葉広葉樹
3和名トウカエデ
4原産国中国
5日照条件日向~半日陰
6植栽条件露地植え、鉢植え(盆栽にも利用されている)
7耐寒性◎(北海道も植栽可能)
8耐暑性
9耐陰性
10育てやすさ◎ 初心者向け。丈夫で育てやすい
11成長の速度早い
12用途庭木、緑化木

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