植木図鑑

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タイサンボクとは

タイサンボクは、北アメリカ南部を原産とする常緑広葉樹で、5月~6月に白い大輪の花を付けます。濃緑色の葉の上に純白のような花がある様はとても優雅な気持ちにさせてくれます。また芳香も落ち着いた良い香りがします。 また葉も肉厚で、表が濃緑色で裏が黄金色をしたとても趣のある葉です。欧米趣であり、またどこかエキゾチックな雰囲気が日本の植栽に取り入れられ、様々なところに利用されています。

タイサンボクの写真 タイサンボク
タイサンボクは定番の植木

タイサンボクの種類・選び方・おすすめ

マグノリアとはモクレン科モクレン属の総称で、主にモクレン、コブシ、タイサンボクとそこからの派生品種が該当します。タイサンボクも原種からの派生品種がいくつか存在します。

②色や樹形など 「※ ・ホソバタイサンボク...細い葉のタイサンボク ・ヒメタイサンボク...花や葉が小さく、関東近郊では落葉する。 ・リトルジェム...大きくならない矮性(わいせい)のタイサンボク。

タイサンボクの原種は昔から生産されているため、生産量はあります。選び方は、タイサンボクは大きくなりやすい木ですので、庭木などで植える場合は、矮性のリトルジェムがおすすめです。スペースの確保できる場所であれば、原種のタイサンボクの雄大な樹形を楽しむことが出来るでしょう。

タイサンボクの特徴

タイサンボクは高木の常緑広葉樹の中でも美しい花を咲かせる希少な木です。原種のタイサンボクもコブシの台木に接ぎ木もしくは挿し木で生産されています。

タイサンボクの花
大輪で純白の花を付けます。
タイサンボクの葉
肉厚で、表裏で違う色が楽しめます。
タイサンボクの幹
こげ茶色のごつごつした幹肌。
タイサンボク樹形 樹形
単木が主流で株立ちはほとんどありません。

タイサンボクの育て方

栽培環境

タイサンボクは、水はけが良く肥沃な土壌を好みます。土壌づくりは、土は赤玉土か黒土7:腐葉土か市販の培養土3で配合し、水はけのよくて保水性の高い地にするとよいでしょう。 日照条件は、日向~半日陰まで可能ですが、日陰では葉の付きが悪くなります。西日は強いので問題ありません。

肥料

緩効性の有機肥料(鶏糞など)と少量土に混ぜ込んで植えるようにします。始めは少量にして置きあとは状態を見て追肥を行います。

気を付けたい病害虫

病害虫はほとんどつきません。

メンテナンス

樹形を整えるための剪定

タイサンボクは自然と空に真っ直ぐ伸びるように樹形が整います。剪定は枝抜きなどで樹形を整える程度にします。幅や高さを抑える場合には、その方向の枝を切って止めるのが有効ですが、あまりぶつぶつと太い枝を切ってしまうと暴れたような枝が出やすいため、なるべく枝が細いときから樹形を整えておくと良いでしょう。 タイサンボクの原種を庭木で楽しむ場合は、ある程度大きくなってから太い幹と太い枝を残してぶつぶつと切り、そこから枝を吹かせてコンパクトに楽しむのが一般的です。

追肥

葉の様子を見ながら油粕などの追肥を与えるようにします。葉がきれいな濃緑色をしていれば追肥の必要はありません。

植え替え

適期は落葉期である12月から3月までの間です。土を崩さないように根ごと掘りあげて植え替えるようにします。

まとめ

作業カレンダー・年間スケジュール

  • 観賞時期 花5月~6月 実9月~10月
  • 植え替え 12月~3月
  • 剪定 12月~3月

ワンポイントアドバイス

  • 花が美しい
  • 大きくなった時に剪定が必要となる事も
  • 西日に強い
  • 花が楽しめる
  • 目隠し
インデックス
  • 成長が遅い
  • 西日に強い
  • 花が楽しめる
  • 目隠し

基本データ

学名:Magnolia grandiflora
1科・属モクレン科 モクレン属
2タイプ高木/常緑広葉樹
3和名タイサンボク 別名 ヒメコブシ
4原産地
5日照条件日向~半日陰
6植栽条件露地植え、鉢植え
7耐寒性
8耐暑性
9耐陰性
10育てやすさ◎ 初心者向け。丈夫で育てやすい
11成長の速度少し早い
12用途庭木、緑化木

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